はいどうも。
ようやく仕事納めも終わり、年末年始休暇が始まりました。
多くの社会人はこの大型休暇で旅行に行ったりする人が多いですが、僕は例年年末年始は家でゲームをするか、だいたい飲み歩いて終わってしまうことが多いですね。
ゲームとしては毎年、この連休でがっつり時間をとってプレイしたいゲームをクリアしてしまうことが多いんですが、
今年はずっとApex LegendsというFPSゲームをずっとやっています。
[box class="yellow_box" title="ちなみに直近はこんな感じのゲームをクリアしました。"]
どっちもとても楽しかったです!
2017年末:STEINS;GATE 0
→Steins:gateの続編。想定どおり泣いた。
2018年末:GLAVITY DAZE
→2012年の日本ゲーム大賞、今更だけどプレイ。大賞だけあって、最高でした。
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Apex Legendsは基本プレイ無料のゲームで、PUBGやフォートナイトなどのバトルロワイヤル系のゲームです。
今まであまり通ってこなかったんですが、FPSってかなり音響が重要です。
敵の足跡を聞き取れないと、あっという間に負けてしまいます。
やはり上級者は当然のようにヘッドフォンで音響を良くして挑んでくるので、こちらもヘッドフォンを買わないと…と思って、
色々調べた結果、PS4から発売されている純正のヘッドフォンが一番良い。という結論に至りました。
この記事は、PS4でゲームをする人で、ヘッドフォンを探している人向けの記事です。
※ゲーム配信などではなく、普通にゲームプレイする人向けの記事
PS4でゲームするときにヘッドフォンがあると良いこと
当初僕もPS4を購入してから1年間位はヘッドフォンを無しで、ディスプレイのスピーカーから音を聞いていました。
それでも当初は不都合がなかったんですが、購入した理由は上述の通りFPSゲームをするようになったためです。
FPSに関しては、明らかにゲームの勝率が異なります。
ぐんと勝てるようになりました。
実際にヘッドフォン無しでゲームをしていた頃と、ヘッドフォンを購入してからの頃だと、
明らかに良い変化が起きた点が2つあります。
音質が良い環境でゲームできる
まずは音質。
やはりディスプレイのスピーカーって音が遠いし、細かい音を拾えないんですよね。
(左右のどちらから敵の音がするのか等)
ヘッドフォン購入前はその状態がスタンダードになっていたので気が付きませんでしたが、ヘッドフォン購入後は明らかに差がわかるようになりました。
音質といっても、
- 音の迫力や広がり
- 細かな音を耳が拾えるかどうか
などがあります。
個人的には、
- 音の強弱がはっきり耳に入るようになったため、ゲームへの没入感が強くなった。
- ゲームBGMの細かな楽器の音などの繊細な音を聞けるようになったので、より感情が動くようになった。
- 右から聞こえる、などの音の方向が分かるようになったので、FPSでの敵の位置が分かるようになった。
などの具体的な利点があり、これだけでもヘッドフォンを購入してよかったと本当に思っています。
むしろ、ゲームとヘッドフォンは必ずセットで考えないといけないものだという認識になりました。
友達とボイスチャットができる
PS4を買った当初はRPGなどを一人でプレイすることが多く、
(そもそも購入した理由がFF15をやりたかったため)
PS4でボイスチャットができることは知っていましたが、特に必要としていませんでした。
というか、PS4でボイチャするのはガチのゲーマーさんのイメージで、
ニワカの自分がそういった機材を揃えるのが、なんだか気後れしていました。
しかしプレイするゲームの種類が広がり、RPG→狩ゲー→FPSという変遷を辿り、
狩ゲーの時点では友人とLINE電話しながらプレイする…というセコい手段で通信プレイをしていました。
FPGに移行してから敵プレイヤーに勝てない、という点から導入したヘッドフォン環境により、
ボイスチャットもPS4本体のパーティー機能で行うようになりました。
ゲーム音とボイスチャットの音量バランスも良いですし、ヘッドフォン一つで始められるため、通信プレイの敷居が低くなりました。
(LINE電話の際には、スマホの充電だったり、他の通知がうるさかったりと、
他に気にしなければいけない点が多く若干ストレスでした。)
でも改めて思うのが、ボイスチャットでのゲームプレイっていいですよね。
物理的な距離を気にせずゲームができる環境なのも嬉しいですが、
社会人になって、友人たちと時間帯がそれぞれ合わなくなって、
例えば特定の日、この2時間だけといったタイミングでもオンラインであれば会いやすい。
もちろんオンラインばかりになってしまっても寂しい気がしますが、
限られた時間を有効活用する、という意味では、このように気軽にちょっとだけ友達とゲームする、という環境がとても嬉しいんですよね。
とはいえ、その中でも良いPS4ヘッドフォンを使いたい
このような形でPS4ヘッドフォンを導入した僕ですが、もちろん最初はどのヘッドフォンが良いのか、さっぱり分かりませんでした。
ヘッドフォンにおいて、”良い”とは?
まずそこから分かりません。
売れ筋の商品が何を持ってして評価されているのか…
まずそこから調べることにしました。
結果、僕の調べる中でPS4ヘッドフォンの良し悪しを決めるのは下記の項目でした。
- ヘッドフォンの形状
- ヘッドフォンの重さ(重量)
- 音質
- サラウンドのチャンネル数
- マイクの質
- ケーブルの有線/無線
音楽だけを聞く場合であれは、
サラウンドやマイクの質は比較指標として要らないかもしれないけれど、
ことPS4でゲームする場合に至っては、必要だと思っています。
ヘッドフォンの形状
大きく分けて、密閉型と開放型に分かれます。
細かいことを言っていくと他にも骨伝導型などの種類もあるようだけど、
種類 | メリット | デメリット |
密閉型 | ヘッドフォンの音しか聞こえなく、没入感が高い | 蒸れる |
開放型 | 蒸れない 重量が軽いことが多い | 密閉型に比べて臨場感は低い 音漏れしやすい |
このような違いになっています。
PS4をプレイするときにヘッドフォンをするという環境であれば、一人で部屋でプレイしていることが多いと思うので、
音漏れ云々の箇所はどちらでも良い気がしますが、
密閉型はゲームの迫力(爆発音や銃撃音)を感じたい人向けで、
開放型は繊細な音(オーケストラBGM)を楽しみたい人向けです。
RPGやFPSなどの場合は密閉型、
音ゲーやノベルゲーなど、音楽本体をキチンを楽しみたい人は開放型がおすすめなんじゃないかと。
PS4純正のヘッドフォンは、密閉型を採用しており、迫力重視です。
ヘッドフォンの重さ(重量)
次にヘッドフォンの重さです。
当然ですが、重ければ重いほど首や耳への負担は大きくなるので、軽いほうが良いです。
とは言え、軽ければその分音の迫力を出すためや、スイッチひとつでイコライザーを変更したりできる、
便利なオプション機能の部品の数が減ってしまうので、軽すぎてもダメです。
(技術が進化して、どんどん軽量化はされていますが。)
最新の機種だと450-550gの機種がAmazonなどで評価が高いようです。
ただこればっかりは「重い」と感じる重量は人によって異なると思うので、
過去にヘッドフォンを購入したことある方はそれと比較して、
初めての購入であれば、上記の450-550gの相場でお財布と相談して決めるのが良いと思います。
※当然軽いほうが快適ななので、販売価格は高い傾向にあります。
PS4の純正ヘッドフォンは、機種の世代にもよりますが、550g以下のものが発売されています。
音質
音質。
これが一番難しいかもしれません。
何故なら個人による好みがはっきり影響するので。
硬い音が好き、柔らかい音が好き、重低音がドンッと響いてくるのが好き、キラキラ音が繊細なのが好き。
など、人によって重視したい方向が大きく分かれます。
ですが今回はPS4で使うヘッドフォンという条件、更には上記でボイスチャットをメリットとして挙げているので、ボイスチャットをしながら通信プレイできるようなFPSや狩ゲーなどで一番重視されるポイントで説明します。
ずばり一番重要視すべきポイントは、
迫力や臨場感です。
そしてこれらは多くの場合、重低音がはっきり聞こえることでそれを迫力があると認識します。
FPSでその場に自分が本当にいるような気になる、敵の足音、銃声がどこから聞こえるか、
RPGでクライマックスへ駆け抜ける際に流れる煽りBGM、どれも重低音が大きく影響しています。
なので今回に関しては、重低音がはっきり聞こえることが良い音質だと定義できます。
PS4のヘッドフォンは密閉型で重低音重視な上に、PS4のゲームをプレイすることを前提に製造されているので、重低音に問題はありません。
後述しますが、専用のチューニングアプリが存在し、PS4のゲームであれば基本的にゲームに合わせて対応できるようになっています。
サラウンドのチャンネル数
サラウンド?
という聞き馴染みのない言葉ですが、簡単に言うと「音がどっちから聞こえるか」をどれだけリアルに感じられるかです。
ヘッドフォンの音響技術で、
擬似的に、自分が部屋の中央で座っていたとして、正面左右のスピーカーの音が鳴っている。(2.1chサラウンド)
更に、正面に1つ、正面左右に2つ、後ろ左右の2つからもスピーカーからも音が鳴っている…(5.1chサラウンド)
そうなると、どんどん全方位から音に包まれるような感覚になります。
5.1chサラウンドよりも更に多くのスピーカーを配置したような音響、それが7.1chサラウンドです。
5.1chサラウンドに加えて、真右、真左の2箇所からもスピーカーが置いてあるイメージです。
ちなみに、小数点で「.1」ってついているのは、ウーファーを指しているそうです。
近年だと、9.1chサラウンドなどもホームシアター設備などで存在しますが、
現状調べた範囲だと、ヘッドフォンにおいては7.1chが最高ランクとして導入されているようでした。
このサラウンドのチャンネル数、FPSにおいてはものすごく重要なんですよ。
例えば敵の足音、これがどちらから聞こえたのか。
それが鮮明に把握できればできるほど、対処が正確になります。
敵FPSプレイヤーは基本的にこのようなチャンネル数の高いヘッドフォン持っているので、
ただでさえプレイの腕前が劣っていた場合、更に不利な条件で戦う羽目になります。
せっかくなら勝率は高いほうが良いので、サラウンド数にはこだわりましょう。
ちなみに7.1chサラウンドヘッドフォンは、たくさんのメーカーから発売されているんですが、
PS4に関しては、PS4側にブロックが掛けられており、PS4純正から発売されている7.1chサラウンドヘッドフォンではないと、PS4へは適用されないようになってます。笑
※PCゲームには使えるので、Amazon等でたくさん出ている7.1chサラウンドヘッドフォンは、PC専用のヘッドフォン、ということになります。
マイクの質
次にマイクの質。
あまり品質の高くないマイクを搭載しているヘッドフォンを使用すると、
自分のボイスが違う雰囲気で相手に伝わってしまったり、
相手が聞いたときにノイズが入っていて、結果的に不快なプレイを強いることになってしまいます。
とは言え、ある程度評価の高いヘッドフォンであれば問題ない領域なので、Amazonの評価などをチエックしましょう。
ちなみに、マイクの音質に拘るのであればスタンドマイクなど、ヘッドフォン内蔵のモデルでないものを検討しましょう。
有線・無線
最後に、ケーブルの有無です。
有線のほうが音質がよくラグも無く、充電不要ですが、コードが邪魔です。
無線のほうが、ヘッドフォンをしたまま動けます。
こちらも好みが分かれると思いますが、
僕の場合は、飲み物を取りに行ったり、タバコを吸いに換気扇へ移動しながらボイスチャットをしたかったので、
無線のほうが自分には合っていると感じてました。
過去に有線ヘッドフォンだった頃、移動のたびに付け外ししたりするのが毎回面倒でした。
PS4純正のヘッドフォンは、無線タイプを採用しているので移動のストレスはありません。
バッテリーの駆動期間は5-8時間で、シリーズによって異なります。
下剋上ラボの結論
このように、様々な指標で比較してみたところ、
結果、PS4純正のヘッドフォンに落ち着きました。
配信でクリアな音質を必要としないなら、音質が良くサラウンドシステムが使えるヘッドフォンが良いよね…。
やはり7.1chサラウンド、興味あるじゃないですか。
実際にPS4純正のヘッドフォンを1年以上使っていますが、先代のヘッドフォンよりも音響をリアルに感じられますし、
銃撃戦の迫力、敵の足音などがハッキリわかるようになりました。
まだまだ負けっぱなしですが、「今まで敵のFPSプレイヤーたちはこの音響で戦っていたんだな…こりゃ勝てないわ。」と本当に感じています。笑
ただ僕が現在使っているのは「CUHJ-15001」というPS4純正ヘッドフォンなのですが、発売日2015年12月3日とかなり古い機種です。
その事もあって、正直重量が重く、首が疲れます…。
※「CUHJ-15001」の重量はなんと、898g(公式Amazonショップの説明欄より)
現在は後続機の「CUHJ-15007」という機種が販売されており、
今買うのであればこのヘッドフォンが一番良いであろうと思っています。
ちなみに発売日は2018年3月8日で重量は、540g(公式Amazonショップの説明欄より)。
十分最近のヘッドフォンの重量の相場範囲まで軽くなっています。
この記事を書くために調べたんですが、
この後続機、僕が現在使っている旧世代機の購入の約4ヶ月後に発売されているんですよね…悔しい…
僕自身もお財布と相談して、すぐに後続機の方へ買い替えを予定しています。
純正ヘッドフォン以外は対応していないPSstoreアプリ
更に、PSstore内に純正ヘッドフォンしか対応していない音響チューニングアプリ「ヘッドセットコンパニオン」があります。
ヘッドセットコンパニオン詳細ページ→
これはPSの制作サイドが、それぞれのゲームに合わせて音響をチューニングしたデータが入っており、
製作者側が味わってほしかった本気の音響で聞くことができます。
ジャンル別のおすすめ音響イコライザデータなどもインストールすることができ、
デフォルトでも聞きやすかったPS4純正ヘッドフォンに「銃撃ジャンル」のイコライザーをインストールしたら、
更に銃撃の迫力や敵の足音が鮮明に聞こえるように進化しました。
現在プレイしているApexLegends専用のイコライザー調整データはまだ存在しなかったですが、
先日購入した「レッド・デッド・リデンプション2」の専用イコライザー調整データなどが配布されているので、
早速聞いてみたいと思っています。
専用チューニングされた音響で夕焼けをバックにBGMを聞けたら、さぞ感動できると思うので、楽しみです!
というわけで、PS4でヘッドフォンを悩んでいる方へは、PS4純正のヘッドフォンで、
他にはない7.1chサラウンドと専用アプリで一番良い音響でゲームを楽しんでいただければ幸いです!