男のお金に余裕を持つシリーズ

正社員への就職するための方法を解説する!【フリーターだった過去の自分へ】

2018年10月22日

はいどうも。
引き続き転職などの記事になりますが、
現在仕事で人材会社のことをよく勉強する機会がありまして、多少人並み以上には詳しくなりました。

僕自身、過去の自分(23ー24歳)がフリーターだった経験もあります。
フリーターから脱却して正社員になりたい!、と頭の隅では考えながらダラダラ毎日過ごしていました。

ダラダラしていた理由は、どうすれば正社員になれるのか、ググってもよく分からなかったんですよね。
もし当時の僕のように、正社員になりたい!と考えているフリーターの方の助けになれば、と思い記事にします。

このような収入を向上させるための記事たちを、
「男のお金に余裕を持つ」をテーマにまとめて記事化しています。
他の記事たちも参考になるはずなので、ぜひ一読ください。

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では本題。
せっかくなので現在、人材業界の仕組みを理解している現在の僕が、
当時の自分(フリーター)が、もっとこう動いたら良かったのに!と思う内容を備忘録として記しておきます。

過去の僕の経歴(なぜフリーターに?)

大学4年制の大学へ行っていましたが1-2年生の間にほとんど単位を取れず、
フラフラしたり引きこもっていたりしていました。

その影響で、周りが就職活動をせっせとしている4年次のタイミングで月〜土までびっしりと講義に出る必要がありました。
おかげで就職活動は中途半端なことしか出来ず、当然そんな人間は採用されるわけもなく…

結果、内定がないまま大学を卒業することになりました。
正直、留年するほどのお金は無かったので、無事に卒業することしか当時頭にはありませんでした。

後述しますが、とある方法で現在の正社員生活までたどり着きました。
方法はさておき、現在までの経歴は下記になります。
(文字に起こすと、つまづき続けているのが如実に分かります。)

=================================
高校

頭が悪すぎて1年間浪人生活

大学

就活に失敗し卒業後1年間ほどフリーター

3ヶ月ほどWEB広告会社で派遣社員として働く

その派遣先から正社員登用される

このWEB広告会社で3年間働いた後、上場企業へ転職する
=================================

フリーター生活は1年ほどで終わりを迎えたんですが、
当時の記憶は自分の中でもかなり濃く、とても楽しい毎日でした。

当時の友人とも現在まだ交流はあり、人生の中でも貴重で重要だった一年間と今でも思っています。

フリーターを辞めようと決意したきっかけ

そんなフリーター生活を満喫していた僕ですが、
とあるきっかけでフリーターを脱却を目指すことになります。

というのも大学を卒業したタイミングだと周囲の同級生たちと環境が大きく違うことに気が付き始めます。

高校の同級生とは1年半(浪人1年分+フリーター期間)の人生のズレ、
大学の導入性とは半年(フリーター期間)の人生のズレ、

高校の同級生は新卒2年目で後輩への対応などに悩んでおり、
大学の同級生は配属先への不安や、学生とは違うまとまった収入の使いみちに悩んでおりました。

僕はというと、何も考えず合コンのスケジュール組みに頭を悩ませていたと思います。
毎週幹事で合コンを主催していたため、メンバーの相性や、当日の会場手配などをずっと考えていました。

そうなると当然、飲みに行ったときの話題が異なります。
当然周りの話にはついていけないですし、収入面も異なるため、遊びのランクにもついて行きづらかったです。
例:浅草周辺の300円均一の居酒屋だった僕と、背伸びして恵比寿のバーにいく友人たち

そんな息苦しい思いをしていた僕に対して、決定打が訪れます。
それまでたまたま避けられていたのが奇跡だったのですが、
とある、初めましての女性と会う場で挨拶をしていた際に、こう聞かれて僕は返せなかったんです。

「現在なんのお仕事をされているんですか?」

ここで初めて気が付きました。
フリーターであることに引け目を感じている自分に。

もごもご詰まった上で、正直にフリーターをしていることを回答すると、
当然その女性は分かりやすく僕に対しての興味を無くし、当日その人との会話はもうありませんでした。

この女性の対応の良し悪し、のような話もありますが、
人の時間というものは限りがあり、無駄なことをするべきではないんです。

他人にとっての「無駄なこと」の対象にならないように自分の価値を上げていく、
ということも重要ですからね。

この女性の質問に返せなかったあの日の記憶と、
普段から感じていた周囲との会話が合わなくなっていく息苦しさ、
この2つの影響で僕はフリーターを辞めて正社員となるべく動いていくことになります。

フリーターを脱して就職するための方法

このようにして僕はフリーターから就職するためのきっかけを得ました。
こういったきっかけは実はなんでも良くて、人により様々なきっかけがあると思います。

ここからは、そのきっかけを得た人たちがどうすれば正社員になれるのか、について触れていこうと思います。

まず最初に書いてしまうと、フリーターが正社員になるためには幾つか方法があります。
当時僕の時代はこんなに方法は無かったので、どんどん時代が便利になっていると本当に感じています。

方法は下記の4つです。

  • 派遣会社を使い、派遣社員になること
  • 派遣会社の紹介予定派遣という制度を使い、派遣→正社員を目指すこと
  • 未経験からエンジニアになること
  • フリーター専門のエージェント会社を使うこと

また個人的には、仕事内容を選ばなければすぐにでも正社員にはなれると思っています。
わかりやすいところでいうと、力仕事や薄給な簡単業務など。
しかし、そのままだと消耗してしまうと思いますので、ホワイトカラーの正社員をゴールとして定めています。

それぞれの方法の特長を図にまとめましたので、参考にしてください。
図の下にそれぞれの方法の詳細を記載しています。

さあ、それではそれぞれの方法と特徴、おすすめな人を説明していきます。

派遣会社を使い、派遣社員になること

派遣会社へ登録し、派遣社員として働く方法です。
これによるメリットは、派遣社員としての登録さえ済ませてしまえばすぐにでも就労できることです。
通常の就職活動のようなものは必要とせず、面接もありません。

また派遣という働き方を選択するのは現状、母数の9割は女性です。
なので男性がこの働き方を選択するには若干、肩身が狭い思いをする可能性はあります。

しかし正社員では未経験での採用がそこまで活発でないのに対して、
派遣では未経験でも就労可能な求人が多いので、ここで社会やPCスキルなどを鍛える、という使い方もできるのでおすすめです。

派遣という働き方とは?

派遣社員で実務経験をつける
大手企業に務めるなどもハードル低く可能で、世の中を知ることができる
そこで新しい興味を見つけて正社員で進んでいきたい道が見つかるかもしれない

派遣会社の担当から紹介される複数の仕事内容の中から、自分で選ぶことが出来ます。
(もちろん技能により紹介される仕事内容は異なります。)

給与形態は基本的に時給となっており、雇用元は派遣会社となります。
原則、残業もないので比較的自由に時間を使えますが、昇給幅などは正社員には及ばない。という特徴があります。

また、派遣先の企業それぞれに対して平均3ヶ月間での契約となり、就労内容に問題がなければ契約更新を行います。
最長3年間と法律で決まっております。
(その他、会社都合での契約更新が無いこともあり得ます。)

派遣会社がおすすめな人

  • 就職活動の面接に自信が無い人
  • PCスキルがない人
  • 社会人経験が全くない人
  • 大手企業で働いてみたい人
  • 正社員で働く際に転職先を広く持ちたい人

上記で挙げたように、
まず面接が必要がない(派遣会社にも面談<どういった職種に適性があるか等>はあります。)という特徴があります。
なので自分はガツガツコミュニケーション取れる!という自信が無い方にもおすすめはできます。

また、派遣会社の派遣先の多くは、女性なら事務職(オフィスワーク)、男性なら製造業がメインとなります。
※派遣の受け入れを募集している会社が多い。

特にオフィスワークですが、PCスキルを使うことになります。
このPCスキルは正社員として働く場合にはほぼ必須になります。
そのスキルが無いと、正社員としての就職活動をしても採用される可能性が低くなってしまいます。
(当たり前すぎて面談等でこのスキルの確認はされないかもしれませんが…。)

例:ブラインドタッチ
  オフィス系ソフトの操作
  コピー、スキャン機の操作

これらのスキルが現状全く無くても、派遣会社を通せば派遣社員としての就労が可能となります。
この派遣社員期間中にスキルを鍛え、実務経験を得てから正社員への転職活動をすれば、採用される確率がグッと上がります。

派遣会社も複数の会社がありますが、
いわゆる大手派遣会社に登録するのがおすすめです。

業界内で有名なのは、「テンプスタッフ」というサービスです。

紹介予定派遣を使い、派遣→正社員を目指すこと

派遣会社のサービス内容にある、紹介予定派遣という働き方を利用し、
派遣社員から短期間での正社員雇用を目指すものです。

1つ目に紹介した「派遣社員でのまず就労」もオススメではあるのですが、
こちらは派遣社員としてずっとやっていくというより、より正社員になるための手段として一時的に派遣雇用を受ける。というイメージです。
具体的な違いとしては、

  • 派遣会社で派遣社員  :大手で働ける(実務経験を得られる)可能性が高いが、その後正社員への転職活動は必要。
  • 派遣会社で紹介予定派遣:中堅企業での就労になる可能性が高いが、労働者側もお試し期間ありという、リスクの無い方法で正社員を目指せる。

こんなイメージで良いと思います。

紹介予定派遣とは?

僕自身、この制度を使って社員になったので、とてもおすすめできる方法です。
紹介予定派遣とは、労働者と企業がお互いに正社員雇用を目的とし、一定期間(最長6ヶ月)を派遣社員として就労する。
その後、労働者と企業双方の合意をもとに正社員雇用へと移行するという制度です。

労働者側からするメリットは、派遣社員として過ごす中で業務内容・労働環境・人間関係が自分にとって対応できるものなのか、お試しで判断できる点です。
企業側からするメリットは同じように労働者がスキル的・人間関係的に自社で雇用する価値がある人材なのかどうか、判断できる点です。

どちらかがNGを出した場合は成立せず、労働者は次の職場へ派遣されていくことになるだけで、お互いにリスクが無い労働内容となっています。
まだ紹介予定派遣という制度自体が比較的新しい制度なので、まだ知名度が無いので、利用者が増えて知名度が上がっていくことを祈っています…。

紹介予定派遣がおすすめな人

いきなり大手企業ではなく、中堅企業の正社員を目指したい人。
 ※紹介予定派遣はまだ知名度が少なく、通常の派遣会社と通しての就労と比較して募集している企業が少ない。
リスク無く、心理的ハードルの低い方法で正社員を目指したい人。
コミュニケーション能力は人並みにあるので実務に入ってしまえば、スムーズに進められる自信がある人。

業界内で有名なのは、「アデコ派遣」というサービスです。

エンジニアとして正社員になること

現在世界中で、新しいWEBサービスが増え続けており、近年だとスマートフォンやスマートウォッチ、スマートスピーカーなど新しいデバイスが増え続けていたり、更に仮想通貨の取引システムなど、エンジニアがとにかく必要とされております。

デスクワークですし、専門的な知識も必要となるため、世の中の需要に対して技能を取得している人材の絶対数が足りていない状況です。
だからこそ後述しますが、最近はお金がかからなくてスキルが手に入るスクールが多く開放されていたりと、とてもスキルを手に入れやすい環境です。

エンジニアとは?

エンジニアとは、ドラマで出てくるプログラマーを想像していただくといいかもしれません。
WEB上のサービスの裏側を管理している人たちで、どのボタンを押したらどのように画面が動く、なんてシステムの部分を構築(コードを書く)する仕事内容となります。

現在WEB上の新しいサービスがどんどん世の中に出てきていて、そのサービスの改修や保守などエンジニアの活躍できる場がどんどん増えています。
ゲームアプリに始まり、仮想通貨、スマートスピーカーなど、どんどん世の中が便利になるためのテクノロジーは今後も更に加速して増えていくでしょう。

ちなみにエンジニアというと理系のイメージが強いかもしれませんが、
近年は文系出身の方も多くいて、むしろシステム的な話を口頭でも説明できるコミュニケーション力の高いエンジニアはとても重宝されており、
待遇もとても期待できます。

エンジニアになることで正社員を目指すのがおすすめな人

  • WEB上で新しいサービスを作り出したい人。(またはユーザーとして触ってきた人)
  • コツコツと一つずつ作業を続けられる人。
  • 手に職をつけて、どこの会社でも必要とされ安心できるスキルが欲しい人。
  • 将来的に人材の価値を上げて年収を高めたい人。

転職エージェント(職業紹介会社)とは?

エンジニアの転職エージェントサービスは大きく分けて2つあります。

  1. エンジニア経験有りの方向けの転職エージェント
  2. 未経験の方向けの転職エージェント(スクール学習有り)

①はもともと存在しているサービスで、有名なサービスだとレバテックキャリア等になります。
専門学校などでエンジニアスキルを手に入れている方だとこちらを利用することになります。

類似転職エージェントサービスが多くありますが、
一番は「携わりたいプロダクトの求人を持っているか」が重要かと思いますので、
エンジニア特化型の大手転職エージェントから順に登録していくことがおすすめです。

おすすめは、上記にも挙げた
レバテックキャリア

次点でマイナビ転職エージェント(エンジニア特化部門)となります。

②は比較的最近出てき始めたサービスで、
実際に様々な会社でエンジニアが枯渇し、経験ありのエンジニアを奪い合う世の中となっている中で、
無料でエンジニアのスキルを学習できて、更に転職先を斡旋するというサービスです。
かなり画期的で、求職者でエンジニアになれるサービスです。

一昔前はエンジニアスキルを手に入れるにも何万円もかかっていましたが、
これが無料で手に入るのは本当に便利な世の中になったと思います。

直近で話題に挙がるサービスは、

これらのサービスです。
それぞれ実績も出てきており、非常に注目があつまっているサービスです。

フリーター専門のエージェント会社を使うこと

文字通り、フリーターの方向けに特化してサービスを行っている会社もあります。
これらの会社の強みは、すでに何百人というフリーターの方を正社員として一般企業へ転職を成功させている点です。

つまり、「フリーターの方を率先的に採用したい」という会社のリストを大量に持っているため、
正社員への就職成功という観点から見たら確率が高いです。

有名どころでいうと、

こちらのあたりです。

フリーター専門の転職エージェントと使うのがおすすめな人

  • 社会人経験がなく、初めての就業という方向けです。

何より、同じような環境から正社員になった人たちの不安であったり、どういう気持ちでどの選択肢をしたのか、などの情報を多く保有していますので、安心して就職活動が可能です。

なので、先駆者たちの情報の多くを見ながら就職活動したい人にはおすすめです。

きちんと就職する気持ちを持って挑めば、つきっきりでサポートしてくれるので、腰が重い方にもおすすめです。
多くの人がこちらの選択肢を選んできたかと思います。

フリーターから正社員になる方法まとめ

長くなりましたが、以上がフリーターから正社員になる方法のまとめです。
僕自身がフリーターから正社員を目指したタイミングよりも遥かに選択肢が増えている上、
それぞれの選択肢もかなり手厚くなっています。

最後にまとめとなりますが、

  • 就職活動の面接に自信が無い人
  • PCスキルがない人
  • 社会人経験が全くない人

→派遣会社を使い、派遣社員になること。
 派遣社員で実務を経験してから、正社員への転職活動を行う。

  • いきなり大手企業ではなく、中堅企業の正社員を目指したい人。 ※紹介予定派遣はまだ知名度が少なく、通常の派遣会社と通しての就労と比較して募集している企業が少ない。
  • リスク無く、心理的ハードルの低い方法で正社員を目指したい人。
  • コミュニケーション能力は人並みにあるので実務に入ってしまえば、スムーズに進められる自信がある人。

→派遣会社の紹介予定派遣という制度を使い、派遣から正社員を目指すこと

  • WEB上で新しいサービスを作り出したい人。(またはユーザーとして触ってきた人)
  • コツコツと一つずつ作業を続けられる人。
  • 手に職をつけて、どこの会社でも必要とされ安心できるスキルが欲しい人。
  • 将来的に人材の価値を上げて年収を高めたい人。

→未経験からエンジニアになること

  • フリーター→正社員の先駆者たちの情報の多くを見ながら就職活動したい人

→フリーター専門のエージェント会社を使うこと

 

がおすすめです。
なるべく分類してみましたが、一番大切なのはまず登録をしてみることです。
分からないことはすべてサービスサイドが教えてくれますし、安心してください。

フリーターだった僕が社会に出て、一番腹落ちした言葉は、

完了を10とするのであれば、何かを始めた時点で5までが終わっている。
それほど何かを始めるのには気が重いが、6→10(完了)までは意外とすんなりいくものだ。

です。
まずは行動から始めてみましょう!

-男のお金に余裕を持つシリーズ