ブロガーの確定申告って?”フリーランス税本”を読むと理解しやすかった件

 
はいどうも。
今回はブロガーの確定申告についての記事です。
 
というのもこの下剋上ラボを5年以上運営していて、ついに2018年に開業届を出してWEBサイト運営者として個人事業主にもなりました
※会社員としても働いているので位置付けとしては副業サラリーマン
 
そんな僕ですが、ついに今年もやってきました。
確定申告の時期ですね。
 
実際には今回で2度目なんですが、今回はきちんと事前に用意する期間があったため、しっかりと事前に確定申告を勉強した上で本番に臨めそうです。
 
副業解禁の流れが世の中に広がっている中で、ブロガーとして活動し始めた人たちも多いことでしょう。
 
年間の副業収入が20万円を超えた段階で、確定申告は必要になるので、僕と同じような副業サラリーマンのために役に立つ内容であればと思い記事にします。
 

ブロガーになって本格的な確定申告は初めて

 
上記で確定申告は今回で2回目。と書きましたが、初回の確定申告は事前準備がまったく事前準備ができていなかったため、白色申告という簡易的な確定申告で済ましてしまいました。
 
※白色申告は簡易的で実施ハードルが低いですが、その代わりに確定申告の最大のメリットである「節税」効果がほとんどなくなってしまいます。
 
節税って多くの会社員には影響がないですが、要は所得は増やすが税金はなるべく増やさない。という内容なので、絶対的に上手に使うべき制度なんですよ。
 
なので今回からはきちんと節税を意識して節税への貢献レベルの高い青色申告に挑戦してみることにしました。
 

通称”フリーランス税本”を読了

 
もちろん事前に自分で確定申告について色々調べたりはしましたし、それも当然必要なことでしたが、蓋を開けてみると一冊の本を読んでしまう方が理解が早かったです。
 
 
それが通称“フリーランス税本”です。
税理士の大河内先生とフリーランス漫画家のあんじゅ先生がタッグを組んで、確定申告についてマンガ調で説明してくれている本です。
 
確定申告のことが全くわからず、申請期限をぶっちぎって追加徴税を受けた経験のある漫画家あんじゅ先生が、税理士の大河内先生に確定申告の仕組みから、実際の申告の仕方までを説明してもらう漫画となっています。
 
あとは気になる、どこまでを経費として良いのかの判断軸など。


 
これを一通り読んでから、僕自身も節税の概念が理解できました。
実際にどれくらいの金額が節税できているのか、申請が終わらないとはっきり分からない気がしますが、確定申告は絶対に使うべき制度だということははっきり分かりました。
 
難しいと感じていましたが、要は日本国が事業家をもっと増やしたい目的で、個人事業主を税制の部分で優遇をしているというもの。
 
そして、経費額控除額という今まで見慣れなかった概念についても理解することで、最終的に個人事業主としての「所得税を減らしていく」ことで、手元に残るお金が多い。という状態を目指せる。
 
というわかりやすいメリットを理解しました。
 
売上額-経費額-控除額=所得
所得=所得税の対象になる範囲(課税所得) ということなんですね。
 
そして会社員の立場だと、経費は使えないし(所属している会社の経費になってしまう)、利用できる控除の種類が大幅に減ってしまいます。
 
 
※これらの単語について分からない方は、是非この機会に上のリンクからフリーランス税本を読んでみてください。
 

個人事業主ブロガーの経費とは?

 
次に、個人事業主ブロガーにとっての経費とは?
何の費用を経費扱いにして良いかが議題になります。
 
諸説ありますが、基本原則は「個人事業主としての売上高を伸ばすために必要なもの」 が対象になります。
 
ブロガーであれば、
  • 通信費(記事を書いたりアップロードに必要なネット環境)
  • 消耗品費(レビューした商品代や記事執筆に使うデバイス代)
  • 家賃(自宅で作業している人であれば、作業場代)
  • 交際費(ASPとの打ち合わせ飲食費、贈り物等)
 
などが該当すると思います。
 
もちろん、それぞれの費用が全額事業を伸ばすために使われているかは要注意です。
 
例えば、通信費。
普段売上(記事執筆)に関係ないYoutube鑑賞などもしています。
きちんと事業に関係のあることをしていた時間帯の通信費は経費にできますが、それ以外はNGです。
 
つまり、
月間720時間(24時間×30日)の内、月間90時間(3時間×30日)の作業をしていた場合、通信費総額の12%(90時間÷720時間)は経費にできる計算です。
 
これを全額経費とかにしてしまうと、おかしいよねって事で税務署から指摘を受け、詳細を事細かに提出したりする展開になってしまう恐れがあります。
 
きちんと金額感を管理し、経費計算をしていく必要がありますね。
 
実際にはレビューに使ったガジェットなどは、購入費のどれくらいで計上していいのか判断に迷いますが、同じように普段どれくらい使っているかの指標が一番説明しやすいと思います。
 
きちんと計上できる経費が多ければ多いほど、所得税を無駄に支払わずに済みます。
よく個人事業主の人が領収書を集めているのは、交際費などで計上して所得を減らし、所得税を減らすことで節税しようとしているんですね。
 

個人事業主ブロガーの控除とは?

 
次に個人事業主ブロガーの控除についてです。
 
種類としては下記などがあり、それぞれその人の所得や配偶者によって適用できるかが変わります。
 
▼人に関する控除
・基礎控除:全員適用できる控除で、38万円。(2020年以降は所得額により変動)
・扶養控除:年間所得が38万円以下で16歳以上の扶養家族がいる場合、38-63万円。
・配偶者控除:年間所得が38万円以下の配偶者がいる場合の控除で、13ー38万円。
・配偶者特別控除:年間所得が38万−123万円の配偶者がいる場合の控除で、1−38万円。
・障害者控除:本人、配偶者、扶養親族が障害を保つ場合、27−75万円。
・勤労学生控除:本人が特定の学校の学生で、勤労による所得がある場合、27万円。
・寡婦控除:配偶者と離婚後に婚姻をしていない場合、27−35万円。
 
▼生活などに関する控除
・社会保険料控除:社会保険料(国民健康保険や国民年金)を支払った場合、その年に払った社会保険料分を控除
・生命保険料控除:生命保険料などを支払った場合、上限12万円の控除
・地震保険料控除:地震保険料などを支払った場合、上限5万円の控除
・医療費控除:医療費を支払った場合、その年に支払った医療費の10万円を超えた部分を控除
・小規模企業共済等掛金控除:小規模企業共済などの掛け金を支払った場合、その年に支払った金額を控除
・寄付金控・除:特定の寄付や、ふるさと納税をした場合、2,000円を超えた金額、その他一定の金額時の控除
・雑損控除:災害や盗難などによって存在を受けた場合、その資産の損害金額を控除

 
などがあります。
 
僕個人としては、配偶者などもいないので、基礎控除のみになりそうです。
ふるさと納税しておけば良かった…。
 
逆にこの一覧を知っておけば、自分の所得をいくらまで減らすべきなのかが計算できるようになりますね。
そして、売上以上の経費や控除利用は、節税の意味がないってことですね…。
 
また、節税とは所得を低く見せることでもあるので、ローンや審査などに対しては不利に働くこともあるそうなので、限度には注意しましょう。
 
 

実際に2019年確定申告のためにざっくり計算してみた

 
とまぁ実際にこの本を読んで理解しましたが、
実際に僕自身の場合、どれくらいの金額が所得税の対象になるか計算してみました。
 
確認すべきは、売上額計上できる経費額計上できる控除額の3つです。
 
 
こちらの記事でも触れたように、2019年度の下剋上ラボの売上は、23万円でした
ここから経費額、控除額が引かれた額が課税所得額(所得税の対象)となります。
 
計上できる経費額は、
 
  • ドメイン費:2,883円(2ドメイン)
  • サーバーレンタル費:12,960円(2ドメイン)
  • 通信費:219円(ポケットWi-Fi代1日3時間作業×週4日計算で按分計上)
  • 消耗品費:45,600円(ブログ執筆用のiPad+Pencil購入代)
  • 家賃:3,033円(1日1時間半を週4日計算で按分計上)
 
経費合計:61,812円でした。
 
最後に控除の対象にできる項目を探しましょう。
といってもこの項目については、扶養家族もいない上、ふるさと納税も忘れてしまった僕としては、
特に該当するものがありませんでした。
基礎控除だけですね。
 
なので、基礎控除額の38万円だけになります。
 
数字をまとめると、
 
売上(23万円)−経費(6万円)−控除(38万円)
となり、課税所得額はマイナスになってしまいますね。
つまりゼロです
 
基礎控除を超えるくらいにきちんと売上を出さないと、せっかく経費などを使っても意味がありませんでしたね。
改めて、もっと売上を伸ばさないといけない気持ちになりました。
 
とは言え、これで売上に対しての所得税はゼロです。
同時に個人事業主としての社会的信用度もゼロなので、副業サラリーマンで本当に良かったと感じますね…。
 
所得税がゼロということは、
この2019年度の売上はそのまま手元に残ります。(厳密には住民税は別途かかる)
 
この2019年度の売上23万円を本業の会社員で給与所得として手に入れていたら、経費と控除が使えないため課税所得になってしまい、23万円から税金が引かれて手元に残る金額が減ってしまいます。
 
これが個人事業主ならではの節税ですね。
あとはこの金額が伸びていけば会社員としての給与所得でもらった場合との節税額の差は広がっていきます。
(所得は増えていくのに、所得税は増やさずに済む。)
 
確定申告って複雑で面倒ですが、このように節税をきちんとするためには避けて通れないので、年間売上が20万円を超えたら必ず確定申告をしましょう。
 
このように、普段男のお金に余裕を持つをテーマに普段から、日頃の意識で自由に使えるお金を増やす方法を記事にしています。
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